Curious George Rides a Bike [英 語 - 原書]
作品 : Curious George Rides a Bike
著者 : H. A. Rey
挿絵 : H. A. Rey
原語 : ドイツ語 (英語)
翻訳 : H. A. Rey
初出 : 1952年
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George が アフリカのジャングルから外国の都会に連れて来られて、ちょうど3年。 動物園を経て、今は、あの黄色い帽子の男と暮らしています。
3周年祝いに新品の自転車を貰い、更に夜には「動物ショー」を観に連れて行ってくれるそうです!
それまで、自転車で遊んでいいけれど、「遠くに行っちゃだめだよ」... の注意は、いつものように、George には効果なし! 自転車で見事な曲芸に興じていたと思ったら、通りに出て行ってしまいました。
新聞配達の少年と出会って、お手伝い... 配達用の黄色いバッグを持って得意満面。
途中で川に舟を浮かべて遊ぶ少年を見て、興味津々。
新聞で折り紙の舟を沢山作って、川に浮かべて、気分上々。
舟に見とれて、石に躓き、自転車ごと転倒!... 前輪が歪んで、もう走れない! 何のこれしき、後輪だけで曲芸走行して、おうちに帰りましょう!
いえ、帰りませんでした...
途中で、動物サーカスのトラックに遭遇。 ショーに出演することになり、そのままついて行っちゃいました。
George は、衣装を着て、ラッパを吹きながら、自転車曲芸を披露する予定です。
ここで、団長さんから注意事項:「動物たちに餌をあげてはいけないよ。特に、何でも食べちゃう食いしん坊のダチョウに要注意!」
たちまち、George の好奇心は盛り上がり... ラッパを飲み込んだダチョウが、大演奏!?!
団長さんに叱られて、ショーの出演停止。
ラッパを食べ損ねた (?) ダチョウは、次に子熊の檻のゲートの紐をムシャムシャ... 扉が開いて、子熊は脱走!
いち早く気づいた George は、ラッパで警報を鳴らし、自転車で子熊を追いかけ、木に登って降りられなくなった子熊を救出する 大活躍!
いつも騒ぎを起しては、助けてもらうばかりだった George の成長ぶりが嬉しいですね*
そして、「動物ショー」に出演した Goerge に、新聞配達の少年も、新聞が届かずに怒っていた住人も、黄色い帽子の男も、みんなが喝采をおくりました!
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読書ノート: ✤ Curious George
初読は、2015年1月:昔に日本語版を読んだ時の鮮やかな黄色の表紙が懐かしくて購入した本です。
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